2月1日の午後、10号館301会議室にて2013年度の卒業論文口述審査会が行われました。
審査を受けたのは6人の学生たちです。
写真が無いので雰囲気をお伝えできないのですが、まるでテレビでよく見る記者会見の会場のように、発表者をたくさんの視線が取り囲むような構造の部屋になっており、発表した学生たちもとても緊張したと思います。
アイルランドやイギリスの大学では viva voce(略して viva )や thesis defense などとも呼ばれていますが、後者の呼び方が示すとおり(前者についても調べてみると面白いです)、他ならぬ自分で書いた論文を、疑義から守り抜かねばなりません。
ただでさえ初めて経験する学生たちには過酷な時間であったはずですが、外国語である英語での質疑は、心理的にとても消耗するものだったのではないでしょうか。
お褒めのお言葉あり、有益なご助言あり、厳しくも正当なご指摘ありと、論文を書く過程も含めて、当人たちには良い経験になったのではないかと思います。
結果は全員、無事合格。
夜は審査の先生方が食事会を開いてくださり、祝杯を挙げました。
先生方に囲まれ、緊張を完全に緩めるというわけにはいかなかったかもしれませんが、それでも学業の集大成を披露した後ということで、リラックスした笑顔がたくさん見られました(もっとも、まだ試験やレポートが残っている学生もいる模様)。
3年生は、すでに自分たちの卒論のテーマ設定について面談をしていますが、今日の先輩の姿はどう映ったのでしょうか。